猫にピル 調べてみた

解決の糸口にならないか?!

高校生の頃に飼っていた白猫はメスでした。当然時期が来れば発情する。なかなかスゴイ鳴き声だったので、避妊手術をした・・・。しかし手術当日の朝、とても申し訳ないような気持ちがフツフツと湧いてきたのを今でも憶えている。人間の都合で生殖機能を取るのだから当然かもしれない。それ以来、メス猫を飼っていない。先日、動物病院でネコにもピルを処方しているという話を聞き、驚きと共に、それならメス猫だって飼ってみたい!と妙に嬉しかった。で、ピルで野良猫がどんどん増えてしまうことを止められないの?って疑問に思い、調べてみた。

人間用ピルの普及もなかなか進まない日本だ。しかし日本でも、相談すればピルを処方してくれる動物病院はある。一番気になるのは副作用だ。メリット・デメリット共に理解しておかないと・・・

飼っていたメスの白猫は、避妊手術後はとてもおとなしくなった。その変化にもびっくりしたが、どんどん太ってしまいゴロゴロとしていることが多くなった。ネコらしいといえばそうかもしれない。個体差はあると思うが、避妊手術後は可愛らしくなるネコが多いらしい。これはメリットといえる。卵巣と子宮を取ると、ホルモンバランスが変わるので、大なり小なり変化はあるだろう。

ピルは毎日飲ませる必要はなく、周期的に数日間飲ませるという話だ。一粒150円。安くはないが、先天的な疾患などで手術ができないネコ、私のようにトラウマ有りの飼い主にとっては、1つの選択肢としてはいいのではないだろうか。獣医さんが個人的に飼っているメス猫もピルを使っているそうで、体調面など特別な悪い影響はないとおっしゃっていた。診察、説明後に処方しているそうです。ネコには閉経がないので、妊娠を望まないのであればずっと続けることになることも考慮して決めなければいけない。デメリットについて記載しているページを紹介したい。

乳腺腫瘍
子宮がん
子宮の病気(特に子宮内膜症や子宮蓄膿症)
尿路感染症
生殖器の萎縮
骨髄細胞の低生産
避妊薬の乱用によって持続性の出血や、出血多量を起こしてしまう雌もいます。

https://myanimals.com/ja/kenko/inu-neko-hininyaku-subete/

2年以上ピルを与えると、上記のようなデメリットがあるらしい。こうして列挙されると、ではやめますと思ってしまう。これが本当かどうかわからないが研究結果だということだ。ピルを与えなくても年齢が上がれば、何かしらの体調変化はあるし、病気にもなるだろう。利益や業界のしがらみなしで、本当のことが知りたくなった。次回病院に行った時にさらに詳しく聞いてみよう。

野良猫にこのピルを飲ませてみたらどうなんだろう・・・。メリットの方が多いと思うが。その場合、メス猫を選び与えることになるので、人海戦術となってしまうのは想像できる。一度で終わるわけではないので、全てのメス野良猫をターゲットにはできない。簡単に解決できない問題だ。なんとかアイデアを出し合って殺処分がなくなってくれるといいのだが。まずは近所の野良猫から始める・・・始めないと何も変わらないだろう。そう思いながら近所を散歩してみたら、野良猫いない。数年前はいたのになぁ・・・。どなたか既に始めたのか?!

ほんの些細なことから、小さな命を少しでも多く救えるように・・・

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